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東海大菅生エース、有言実行の決勝打 決勝は二松学舎大付と 都大会

2022年11月12日19時09分

朝日新聞DIGITAL

 秋季東京都高校野球大会は12日、神宮球場で準決勝があり、二松学舎大付と東海大菅生が決勝進出を決めた。両校は来春の第95回記念選抜大会の出場へ向けて前進した。

 二松学舎大付は2桁安打で帝京に快勝。東海大菅生は同点の八回に決勝点を挙げ、日大三に競り勝った。来春の選抜は記念大会で、出場枠は4増えて36。4増分の1枠は関東にあてられており、東京は1枠に加えて、関東の6校目と東京2校目との比較でもう1枠得る可能性がある。

     ◇

 有言実行の一打だった。

 同点の八回2死一、二塁。東海大菅生のエース日當(ひなた)直喜が左前適時打を放ち、勝ち越した。日大三には昨秋から公式戦で3連敗中だっただけに、ベンチは大盛り上がり。日當は「たまたま当たっちゃったって感じ」と振り返ったが、実は打ちたい理由があった。

 「昨日がお父さんとお母さんの結婚記念日だったんです。昨日電話した時に、2人に『たまには打って勝つ』って宣言したので」。家族も見守る前で、宣言通りの活躍をしてみせた。

 投げては三回に2点本塁打を浴びたが、直球主体の投球で要所を抑えた。「今日は本調子じゃなくて。フォークも抜けていた。でも、守備陣が流れを持ってきてくれて良くなった」。勝ち越した直後の八回は無死一、二塁で、投前へのバントを三塁へ送球してアウトにし、ピンチを切り抜けた。九回も1死一、二塁で併殺に打ち取り、2桁安打を浴びながらも完投した。

 試合後、一塁側スタンドにあいさつに行った選手たちが帽子を取ると髪の毛がきれいにそられていた。そのことについて問われた若林弘泰監督はニヤリとしながら言った。「時代に逆行しているでしょ。気持ちを一つにするために、頭をそっていいかと主将に聞かれたんです。『夏は監督もお願いします』と言われました」

 丸刈りの言い出しっぺは日當。前夜、「一つになろう」と、みんなで決めたそうだ。「うれしさに浸っていたら明日は勝てない。決勝で勝って、やっと勝利をかみしめたいと思います」。カミソリでそったというつるつるの頭を触りながら、誓った。(野田枝里子)

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