甲子園準V、下関国際の古賀投手 楽天と育成での入団合意
プロ野球のドラフト会議で楽天から育成枠2位で指名された下関国際高校(山口県下関市)の古賀康誠投手が10日、同校で楽天のスカウトらからあいさつを受けた。古賀投手は「楽天の選手としてやっていく実感が湧いてきた」と心境を語った。
山下勝巳・担当スカウトは「速球はもちろん、変化球の使い方も評価している。プロで成長して力を発揮してほしい」と期待を寄せた。
日米通算で182勝を挙げた石井一久監督のもと、手本になる左投手が充実している楽天。目標の選手を聞かれると、古賀投手は「松井(裕樹)さんや早川(隆久)さんのような投手になりたい」と先輩左腕の2人を挙げた。
この日、県内のホテルで入団交渉も行われ、支度金300万円、年俸230万円(いずれも推定)で基本合意した。(水田道雄)