決勝は英明×高松商　香川勢が選抜出場に前進　秋季四国地区高校野球

　第75回秋季四国地区高校野球大会（四国地区高校野球連盟主催）は5日、高松市のレクザムスタジアムで準決勝があり、英明（香川1位）と高松商（香川2位）が勝って来年3月開幕の選抜大会出場へ大きく前進した。来春は第95回記念大会で、四国の一般選考枠は例年より1枠多い「3」。

　英明は高知（高知2位）に4―2で競り勝った。1―1の五回1死一、二塁で、百々（どど）が左翼への2点二塁打を放ち勝ち越した。

　高松商は鳴門（徳島1位）に4―1で勝利。一回、死球と犠打で1死二塁から久保が左中間に先制二塁打。中盤以降も手堅い攻撃で1点ずつ加点した。

　決勝は6日午前10時から同球場で行われる予定。英明は2014年以来の、高松商は18年以来の優勝をめざす。

　来春の選抜大会は中国・四国の一般選考枠が「6」。四国の3校と中国の2校を選考した後、両地区を比較して残りの1校が選ばれる。