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常葉大菊川が準優勝、東邦に2-7で敗れる 秋季東海地区高校野球

2022年10月31日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 第75回秋季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)の決勝が30日、草薙球場であった。常葉大菊川(静岡1位)は東邦(愛知1位)と対戦し、2―7で敗れた。

 準優勝した常葉大菊川は来春の選抜大会への出場が有力。選考は来年1月に予定され、常葉大菊川の出場が決まれば2013年以来となる。

     ◇

 公式戦初スタメンの背番号「18」が躍動した。常葉大菊川の亀原粋(いは)選手(2年)は、第1打席でいきなり右前安打を放って出塁すると、二盗を決めた。次の打席では内野ゴロで三塁走者を返し、得点につなげた。「自分でも強豪校の投手に対応できるんだ」と振り返った。

 一塁コーチとして、秋季大会ではチームを支えてきた。決勝当日の朝。走者をうまくリードできるよう、相手校の試合動画を分析していたときだった。「今日お前で行くから」。隣にいた石岡諒哉監督から突然告げられた。「全く予想していなくて、人生でトップ3に入るくらい緊張した」

 重圧の中、思い出したのは一塁コーチとして分析した相手の特徴だ。走者がいるときの投球モーションは速い。「でも捕手の二塁への送球は、うちの(鈴木)叶より遅い」。二盗は狙い通りだった。

 「相当なプレッシャーの中、考えながらやってくれた」と石岡監督は評価するが、課題も見えた。最後の打席はスライダーにうまく反応できず三振。「変化球に対応できなかった」。来春の選抜大会出場に大きく近づいたチームの激しいレギュラー争いは、すでに始まっている。「スタメンで甲子園に出たい。危機感を持ってがんばります」(魚住あかり)

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