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常葉大菊川競り勝つ、加藤学園は快勝 秋季東海地区高校野球大会

2022年10月24日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 第75回秋季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)の準々決勝が23日、草薙球場と清水庵原球場であった。常葉大菊川(静岡1位)は津商(三重2位)に競り勝った。加藤学園(静岡3位)は中京(岐阜1位)に7回コールド勝ちした。

 「最後は変な変化球を投げるより、力で押そう」。1点リードの九回2死一塁。常葉大菊川の久保綾哉投手(1年)は、津商の打者を前に落ち着いていた。2球ファウルの後、思いっきり直球を投げ込む。バットは大きく空を切った。

 背番号10の左腕。「東海大会の先発は全く意識していなくて驚いた」と振り返る。県大会の決勝では常葉大橘を無四球で完封。安定した投球を石岡諒哉監督に買われた。

 この日、先行しながら2度同点に追いつかれる苦しい展開となった。大舞台に硬さが取れず、踏み込みがいつものようにいかない。四死球も与えた。

 気持ちが崩れそうになったときには、内野手やベンチからの声に耳を澄ませた。ピンチの場面では必ず声援が飛んだ。自分の強みは制球良く投げて、打たせて取ること。「みんながいるから大丈夫。打たれても後ろが守ってくれる」と気持ちを立て直した。

 苦しい試合を投げきった経験は大きな自信になった。準決勝は加藤学園(静岡3位)との対戦だ。「落ち着いて、打たれづらいコースに投げたい」。次を見据えた。(魚住あかり)

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