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日本文理高投手の田中晴也はロッテ3位 「日の丸を背負って世界で」

2022年10月20日22時00分

朝日新聞DIGITAL

 プロ野球のドラフト会議が20日、東京都内で開かれた。新潟県内からは日本文理高校の田中晴也投手(18)がロッテから3位指名を受けた。帝京長岡高校の茨木秀俊投手(18)も阪神に4位で指名された。

 ■エースとして2年連続で夏の甲子園

 田中投手は新潟市西区の学校で、チームメートらと吉報を待った。指名が決まると歓声と拍手に包まれ、「ようやくスタートラインに立ったという気持ちとうれしい気持ちでいっぱい」と笑顔で語った。一日中ドラフト会議のことが頭から離れなかったといい、「少し肩の力が抜けた」とほっとした表情も見せた。

 186センチ、92キロの右腕で、力のある速球は最速150キロを記録。エースとして2年連続で夏の甲子園に出場した。長打力のある左打者として打撃の評価も高い。

 ロッテは佐々木朗希投手ら若手が活躍しているとし、速球の制球とキレに磨きをかけ、「その一員になれるよう頑張りたい」と話す。さらにその先も見据え、「日の丸を背負って世界で活躍できる選手になりたい」と力を込めた。

 鈴木崇監督は「夢を現実にしてくれる選手」とたたえ、今後の活躍に期待を寄せた。(友永翔大)

 ■帝京長岡高の茨木秀俊は阪神4位

 指名の瞬間、長岡市の学校で一緒に中継を見守っていたチームメートから大歓声が上がった。表情を変えなかった茨木投手も祝福を受け、ようやくほおを緩めた。「うれしい。震えが止まらなかった」と喜んだ。

 北海道出身。日本ハムなどで活躍した芝草宇宙監督の指導を受けるため同校に進学した。182センチから繰り出すキレのある速球と変化球の制球力が持ち味の右腕で、今夏の新潟大会ではエースとして同校初の決勝に進出。田中投手と投げ合いの末に競り負けた。先に指名が決まったライバルとのプロでの再戦を意識し、「次は負けられない」と闘志を燃やす。

 阪神の印象は「ファンの声援が熱い」。目標はオリックスの山本由伸投手だ。「勝てる投手になりたい。先発ローテーションを任されて最多勝を獲得したい」と意気込む。(長橋亮文)

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