酒田南高のエース田村選手、育成2位で巨人へ 「両親と地元に感謝」
プロ野球のドラフト会議が20日開かれ、酒田南高(山形)のエースだった田村朋輝(ともき)選手が、巨人から育成2位で指名された。田村選手は同校で会見し、「酒田に進学させてくれた両親と、応援してくれた酒田の人たちに感謝したい。持ち味のキレのあるスライダーを磨き、活躍したい」と話した。
田村選手は東京都八王子市出身。身長184センチ、体重84キロ。右の本格派で球速は最高で152キロ。直球のほかスライダーやカットボール、スプリット、ツーシームもある。
巨人からの指名について、田村選手は「ほっとした。伝統あるチームなので、チームの顔になれるように頑張りたい」と抱負を語った。
酒田南では1年生の夏からメンバー入りを果たし、2年生からはエースナンバーを背負った。2年生の時、春と秋の県大会で優勝したが、甲子園出場経験はない。(鵜沼照都)