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恩師が語る西武1位の蛭間拓哉 「プレーと人間性で引っ張る信頼感」

2022年10月20日18時08分

朝日新聞DIGITAL

 プロ野球のドラフト(新人選択会議)が20日、東京都内であり、早稲田大の蛭間拓哉選手(埼玉・浦和学院高出)は、埼玉西武ライオンズから1位指名を受け「ライオンズの顔になれるように頑張りたい」と語った。

 群馬県桐生市出身。高校時代は浦和学院で1年生の春から試合に出場した。夏には、公式戦で4番を任されるほどの実力だった。

 3年生で迎えた2018年の第100回全国高校野球選手権記念大会では、南・北埼玉大会の開会式で主将として選手宣誓の大役を務めた。南埼玉代表として甲子園の土を踏み、8強入りに貢献した。

 西武では当時ともに戦った渡辺勇太朗投手も活躍する。蛭間選手は「『来れたらいいね』と言っていたので、それが現実になり本当にうれしい」と満面の笑みで語った。「2人でヒーローインタビューを受けるというのが目標の一つ」という。

 当時監督を務めていた森士(おさむ)さん(58)は蛭間選手について「プレーと人間性の両方で引っ張ることができる信頼の厚い主将だった。一言で言えば、強くて優しい選手」と語る。

 まじめな性格で、練習に打ち込みすぎてひじや腰のけがに悩まされることもあった。それでも、トレーナーやコーチらに助言を求めながら、けがの原因を自ら見つけ、克服していった。

 多くの選手は結果を意識して技術的な練習にとらわれがちになる中、蛭間選手は違っていたという。森さんは「身体のケアや準備も意識し、野球で力を発揮するための生活習慣を確立していった」と振り返る。

 思いやりもある選手だ。20年に新型コロナウイルスの影響で第102回の選手権大会が中止になると、蛭間選手が中心となり、同期の卒業生に呼びかけて当時の後輩たちを激励するビデオメッセージを贈ったという。

 早大に進学後も、1年生から試合に出場。2年生だった20年秋の東京六大学野球リーグでは、ライバル慶応大との優勝をかけた「早慶戦」2回戦で九回2死から逆転の2点本塁打。早大は46度目のリーグ制覇を果たした。4年生になると、副主将としてチームを引っ張った。

 蛭間選手は毎年、シーズンが終わるごとに森さんのもとに足を運んで、あいさつしていたという。「感謝の念を忘れない律義な人間です」と森さん。ドラフトに向けて、「プロへの思いが通じるといいですね」と話していた。(仙道洸)

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