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巨人1位指名公表の浅野翔吾の強打はなぜ 斎藤佑樹さんが取材した

2022年10月18日06時00分

朝日新聞DIGITAL

 ■斎藤佑樹「未来へのメッセージ」香川・高松商へ

 20日に迫った今年のプロ野球ドラフト会議の「目玉」と言われているのが、香川・高松商の浅野翔吾外野手です。

 高校通算本塁打は68。身長170センチ、体重86キロの体格で、なぜそんなに力強い打球を飛ばせるのか。

 その理由を知りたくて、高松商を訪れました。

 今夏の全国選手権大会準々決勝、近江(滋賀)戦で、相手エースの山田陽翔(はると)投手から打ったバックスクリーンへの本塁打に驚きました。

 僕は「ちょっと差し込まれたかな」と思ったのですが、うまくタイミングをあわせた。技術とパワーが詰まった一発でした。

 浅野選手が打撃で意識していることは、「バックスピンをかけること」だそうです。

 ボールの真ん中よりわずかに下にバットを当てて後ろ向きに回転をかけることで、打球に伸びを与えようというわけです。高校生でそこまで考えているなんて、さすがですね。

 会って最初に驚いたのは太ももの大きさでした。

 ユニホームがはち切れそうなくらい、ぱんぱんなのです。強靱(きょうじん)な下半身が力強いスイングを支えていることが一目瞭然でした。

 目標の選手は大リーグ・アストロズのアルトゥーベ選手と言います。

 身長168センチと小柄ながら、首位打者を3度獲得するなど大リーグを代表する1番打者です。浅野選手も1番打者でした。

 「身長も体格も似ているので、ああいう選手になりたい」。ベースから離れて立ち、85センチの長いバットで踏み込んで打つスタイルも参考にしているそうです。

 浅野選手はスイッチヒッターでもあり、左打席でも本塁打が打てます。今は内野手にも挑戦しています。

 間近で練習を見て、野球センス、運動センスのよさを感じました。

 なにより、彼の人間性にひかれました。

 謙虚で、腰が低く、かわいらしい笑顔。後輩やクラスメートとも仲が良く、自ら「いじられキャラ」と言っていました。

 長尾健司監督(52)も「2年のころまでは打てなかったら顔に出ていたけれど、主将になって人間的にも成長した」と褒めます。

 いよいよ、ドラフトです。僕が早大4年のときは、ワクワクしつつも、不安もありました。この先の人生どうなるのだろう、と。

 浅野選手については巨人が1位指名を明らかにしていますが、どんな運命が待っているのでしょう。取材時には「近づくにつれ、一日経つのが早くなるのかな」と語っていました。

 どんな選手になりたいか、最後に尋ねました。

 「フルスイングして(スタンド奥の)看板に当てるぐらいの打球を打ちたいです」

 ずばりと返ってきました。(斎藤佑樹)

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