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土浦日大17年ぶりV 逆転サヨナラ 秋の高校野球、常磐大と関東へ

2022年10月3日10時45分

朝日新聞DIGITAL

 第75回秋季関東地区高校野球茨城県大会(県高校野球連盟主催)は2日、ひたちなか市民球場で決勝があり、土浦日大が延長戦の末、常磐大に6―5で逆転サヨナラ勝ちし、17年ぶり8回目の優勝を果たした。両校は22日から、さいたま市で開かれる関東地区大会に出場し、来春の選抜大会をめざす。(平畑玄洋)

     ◇

 延長十一回に入る前、土浦日大の小菅勲監督(55)は選手たちに謝った。

 「このぐらいの力しか出せていないのは、俺のせいだ。もう一度フレッシュな気持ちでプレーしよう」

 秋の県大会前から優勝にこだわり、選手たちにも強く言ってきた。優勝して関東大会で上位に進めば、春の選抜大会が見えてくる。

 夏の茨城大会決勝で明秀日立に九回サヨナラ負けを喫し、甲子園を逃した。その「延長戦」という位置づけで臨んでいた。

 だが、この日は選手たち本来の力が出せていないと感じていた。試合は延長戦にもつれ込んだ。プレッシャーをかけすぎたと感じた小菅監督は方針を変えた。

 十一回表に1点を失ったが、その裏の攻撃。1死一塁で中本佳吾君(1年)が右前安打を放つ。小菅監督は「打線が目を覚ました」と感じた。初球から打っていく積極性を買って1番打者に据えた選手だ。走者一、三塁とし、香取蒼太君(2年)がスクイズを決めて追いついた。

 次の打者は後藤陽人(はると)君(2年)。後藤君は夏の決勝で4番打者を務めたが、無安打に終わった。その苦い記憶がフラッシュバックして硬くなっていた。だが監督の言葉を聞き、「大事な場面で緊張し過ぎたのが反省点だ」と思い直した。

 香取君のスクイズ成功も「気持ちを楽にしてくれた」。初球の内角直球をとらえると、打球は中前に抜けた。「技術というよりは気持ちで打ちました。仲間に打たせてもらいました」

     ◇

 延長十一回の激戦の末に敗れた常磐大の海老沢芳雅監督は「結果として負けてしまったが、圧倒的な強さがある土浦日大と、終盤までがっぷり四つで戦えた。粘ることができ、選手にとっては自信になったと思う」と振り返った。

 出場が決まっている関東大会に向けては「投手陣が焦らず、本来の丁寧な投球ができるようにするのが課題。ここでしゅんとしないで、チームを立て直して臨みたい」と語った。

 篠原結人(ゆいと)主将(2年)は、前の試合でボールが顔に当たり、鼻の骨が折れた状態で決勝に臨んだ。それでも延長十一回に適時打を放ち、1点リードに持ち込んだ。「仲間が自分にチャンスをくれた。キャプテンとして打つしかないと思っていたので、よかった。関東大会では優勝して、(来春の選抜大会で)甲子園に行きたい」と話した。(池田敦彦)

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