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常葉大橘と常葉大菊川が東海大会出場決める 秋季高校野球静岡県大会

2022年10月2日10時00分

朝日新聞DIGITAL

 第75回秋季東海地区高校野球県大会(県高校野球連盟主催)は1日、準決勝が草薙球場(静岡市駿河区)であり、常葉大橘と常葉大菊川が決勝進出を決めた。両校は22日から静岡県で開催される東海大会に出場する。敗れた加藤学園と知徳は、残り一つの出場枠をかけ、3位決定戦を戦う。決勝と3位決定戦は2日、同球場で行われる。

     ◇

 常葉大橘のエース杉田洋大(ようた)投手(2年)が強打の加藤学園を相手に6回1失点の好投を見せた。

 台風15号による大雨の影響で、巴川近くの清水区の自宅は30日まで約1週間断水した。風呂は銭湯に行き、学校の寮で洗濯をするなどしてしのいだ。飲み水は先輩やチームメートの親が自宅まで届けてくれたという。

 「不便な生活だったが、周囲の助けがあったので、生活できた」と振り返る。自宅に浸水はなかったものの、周囲を見渡せば、親戚を含め浸水被害にあった家屋も多い。「自分よりひどい状況の人は大勢いる。言い訳はしてられない」と奮起し、練習に取り組んだ。

 この日は、身長181センチの長身から投げ下ろす直球が相手打者のインコースに次々と決まった。「調子がよかった。打たせて取るピッチングを意識し、丁寧に投げ込んだ」。6回を被安打4、無四球で投げきった。打撃でも六回表に左中間に二塁打を放って2点を加え、コールド勝ちを引き寄せた。

 決勝では常葉大菊川と対戦する。「次も投げます。県ナンバー1となり、東海大会も勝ち上がって選抜にいきたい」と力強く語った。(黒田壮吉)

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