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敦賀気比が優勝 福井商下す 3位は北陸 秋季高校野球県大会

2022年9月26日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 【福井】秋季高校野球県大会(県高校野球連盟など主催)の決勝と3位決定戦が25日、敦賀市総合運動公園野球場であった。敦賀気比が福井商を破り、秋の県大会では2年ぶり15回目の優勝を果たした。3位決定戦は北陸が啓新を下し、敦賀気比、福井商とともに10月に新潟県である北信越地区大会への出場を決めた。同大会での成績は来春の選抜大会出場校を決める重要な参考資料となる。

 ■敦賀気比6 ー 2福井商

 決勝の大舞台。敦賀気比の東哲平監督がマウンドに送ったのは背番号8の竹下海斗(1年)だった。

 チームは今大会、2試合連続で不戦勝となり、これまで戦ったのは2試合だけ。その2試合とも竹下は2番センターで出場していた。竹下は春季大会からベンチ入りし、夏の甲子園での背番号は11。3番手の投手という位置付けだった。

 ただ、甲子園の聖光学院(福島)戦では2回3分の1を投げ被安打4、4四球と試合をつくれなかった。

 この約1カ月、コントロールの改善に取り組んだ。下半身の使い方などフォームを修正した。そして迎えた今大会初登板。五回に直球を立て続けに狙われ、一死満塁の試合のヤマ場といえるピンチを招いた。

 「何とか抑えたい」

 持ち味の変化球を信じ、3番打者をチェンジアップで中飛に打ち取った。4番に四球を与えたが、5番をカーブで打ち取り、犠飛による1失点で抑えた。

 7回3分の2を投げて被安打7、2失点。東監督は「テンポ良く投げてくれた」とたたえた。竹下は「今はチームにもっと貢献できる選手になりたい」。野手としても投手としても「二刀流」での成長を誓った。(敬称略)(長屋護)

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