東北大会へまず2校 秋季高校野球
第74回秋季東北地区高校野球秋田県大会は23日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝2試合があった。能代松陽は明桜に競り勝ち、由利は横手清陵を破った。両校は10月10日から山形県で行われる東北大会に出場する。決勝と東北大会への最後の切符をかけた3位決定戦は25日にある。
能代松陽は1点を追う六回、大高の2点三塁打で逆転。先発の森岡は、被安打5で完投した。一方、明桜も3投手の継投で相手を4安打に抑えたものの、打線が六回以降は好機を作れず、及ばなかった。
由利は初回、相手守備の乱れもあり、打者9人の攻撃で4点を先取。その後も安打を重ね、計15安打で突き放した。序盤に2点差まで追い上げた横手清陵だったが、最後まで相手の先発投手を攻略できず、計4安打にとどまった。(北上田剛)