夏の甲子園4強の聖光学院などが準々決勝へ 秋季高校野球県大会
第74回秋季東北地区高校野球福島県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞福島総局など後援)は18日、県営あづま球場などで2回戦8試合があった。今夏の全国選手権大会で4強進出した聖光学院は光南に8―0でコールド勝ちした。準々決勝は21日にある。
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聖光学院は、新チーム発足後初の公式戦をコールドで制した。
一回に松尾学武(2年)の適時打などで4点を先制をすると、その後も効果的に加点。投げては先発右腕星名竜真(2年)の打たせて取る投球が光り、七回途中まで2安打の好投。
斎藤智也監督は「公式戦初戦にしては出来過ぎ。(甲子園を経験した)三好(元気・2年)と高中(一樹・2年)以外の活躍を期待した。星名も尻上がりに自分のペースで投げてくれた」と話した。
主将の高中は「初戦の緊張感もあったが、投打とも出来過ぎ。次も謙虚に泥臭くやっていきたい」と気を引き締めた。(滝口信之)