智弁和歌山が県新人戦V 青山新主将「近畿大会優勝目指す」
和歌山県下高校野球新人戦(県高野連主催)の決勝が11日、紀三井寺公園野球場であり、智弁和歌山が市和歌山を19―3で破り、2年連続9回目の優勝を果たした。
智弁和歌山は一回、青山の2点本塁打や松倉、小畑の連続適時打で先制。二回には古井が左翼越えの2点本塁打を放った。七回には花田の走者一掃の三塁打を含む5安打を集めて突き放した。
市和歌山は三回2死から相手の守備の乱れに乗じて2点をもぎとったが、その後は攻めきれなかった。
新人戦4強の智弁和歌山、市和歌山、海南、箕島は10月1日から始まる秋季近畿地区高校野球大会県2次予選に出場する。
智弁和歌山の青山達史主将は「(夏に甲子園出場したチームと比べて)自分たちはレベルが低い。攻撃ではライナーを打つこと、守りでは投手陣全体のレベルをあげることを目標に、自分たちのやるべきことをやっていく。近畿大会優勝を目指していきたい」と話した。(築島稔)