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「頑張った記念に」今年も甲子園優勝校に盾 三重・四日市の男性2人

2022年9月13日10時00分

朝日新聞DIGITAL

 阪神甲子園球場で開かれる全国高校野球選手権大会の出場校に、手作りの盾を贈り続けている三重県四日市市の男性2人が、今年も盾の制作を終えた。近年はコロナ下で手渡しは自粛してきたが、今夏初優勝を果たした宮城代表の仙台育英を13日に訪れ、贈呈する予定だ。2人は「喜んでもらえればうれしい。わくわくする」と話している。

 盾を制作しているのは、松田忠雄さん(89)=四日市市小林町=と吉川進司さん(74)=同市八王子町。

 松田さんは定年退職後、圧縮した空気で砂を吹き付けてガラスの表面を加工する「サンドブラスト」を趣味で始めた。盾作りは2001年に「頑張った記念になるものを選手に贈りたい」と開始。夏の高校野球選手権三重大会と全国大会、春の選抜高校野球大会のほか、冬の全国高校ラグビー大会の優勝校に、無償で贈り続けてきた。やがて友人の吉川さんも手伝うようになった。さらに、優勝校だけでなく出場校の分も作り始めた。

 今回準備したのは今夏の全出場校分にあたる盾49枚。校名やベンチ入り選手の名前をガラスや鏡面に彫り込むため開幕前から準備を続けてきた。松田さんは「名前は間違えられない。体力勝負です」と話す。

 優勝した仙台育英には、縦25センチ、横38センチの大きめの盾を制作。選手名に加え、大会の組み合わせ表も透かすように彫った。それとは別に、選手や監督らの名前を彫ったグラス計20個も用意した。

 コロナ禍前は優勝校を訪れて盾を手渡してきた。ただ、2020年に甲子園球場で開かれた交流試合以降は自粛していた。今回は久しぶりに直接学校を訪ねて手渡す。それ以外の出場校には発送する。

 東北勢として初めて優勝した仙台育英。吉川さんは「優勝への喜びもひとしおだと思う。直接お届けできるのもうれしい」。松田さんは「大変なので、今年が最後かも」と言いながらも「選手や学校の方が喜ぶのを見るのが一番楽しみ」と話している。(山崎輝史)

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