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影響を受けた野球漫画は? 東京の野球部員や指導者に聞いてみた

2022年8月31日07時00分

朝日新聞DIGITAL

 球児や指導者が影響を受けた野球漫画やアニメは何?――。第104回全国高校野球選手権東・西東京大会(朝日新聞社、東京都高野連主催)の出場校にアンケートをしました。その結果、人気を集めた作品やそれにまつわるエピソードを紹介します。

 アンケートは大会前の5月に実施した。東西計272校の主将、エース、マネジャーと監督や部長らの指導者に、「影響を与えた野球漫画やアニメ」と、「その作品が心の支えになったエピソード」を聞いた。

■高校生の1位は? 指導者に人気なのは?

 主将が59票、エース60票、マネジャー32票と高校生の1位は全て寺嶋裕二氏の「ダイヤのA(エース)」。2006年に週刊少年マガジンで連載が始まった。西東京の架空の「私立青道高校」に進学した主人公・沢村栄純が、エースとして甲子園を目指すストーリーだ。

 穎明館のエース、小野崎貴仁主将は作中に出てくる「ピンチっつーのは試練なんかじゃねえ……自分を成長させてくれるご褒美。いわば神様からのプレゼント」という言葉で、「どんな苦境に立たされたとしても、この状況こそが最高のチャンスだと前向きに捉えることができた」。世田谷学園の小池寛太主将も「自分を前向きにしてくれる言葉が多い。つらい時に見ると、いつもやる気にさせてくれます!」と回答した。

 指導者の中で最も票を集めたのは、水島新司氏の「ドカベン」で33票。1972~81年に週刊少年チャンピオンで連載された。今年1月に亡くなった水島氏の代表作だ。明訓高校の捕手で強肩強打の山田太郎が主人公。仲間やライバルは個性豊かな選手ばかりで、76年にアニメ化された。「全巻読んだ」という声も複数あった。

 明大中野の岡本良雄監督は小学生の頃は二塁手で、憧れたのが山田のチームメートの二塁手、殿馬一人だった。「(得意技の)秘打をすごいなと思い、器用な選手になりたいと思った」。また、「第3アウトの置き換えを知った」(総合工科の益子久部長)などルールや知識を身につけたとのコメントも多かった。

 水島氏の作品は他にも「あぶさん」「野球狂の詩」「球道くん」「大甲子園」「一球さん」など多数の作品名が挙がった。

■2番人気は「MAJOR」に集中

 2番目に票を集めたのは、主将、エース、マネジャー、そして指導者もすべて満田拓也氏の「MAJOR(メジャー)」。週刊少年サンデーでの連載は1994年に始まり、アニメは2004年からNHKで放映された。主人公の茂野(本田)吾郎が少年野球からメジャーリーグの投手へと成長していく物語だ。

 10作品以上の野球漫画を読んだというICUの笹田太一主将は、その中からメジャーを選んだ。「主人公らがおのおの苦しみ、苦しみに打ち勝つ。現実世界で苦しい思いをした際に、乗り越え方を教えてくれる」

 筑波大付の和気正純監督は「環境に制限がある弱いチームであっても、みんなでひとつになれば強いチームに勝てるということを学んだ」と回答した。

■「タッチ」は?「キャプテン」は?

 アニメのテーマ曲が応援でもよく使われる「タッチ」。あだち充氏の代表作で、1981年から週刊少年サンデーで連載された。ヒロインはマネジャーの浅倉南。しかし、マネジャーでこの作品を挙げたのは4位で7人だった。多摩大聖ケ丘のマネジャー・平山杏姫(あずき)さんは「タッチ」をきっかけに野球に携わったり選手を支えたりするマネジャーに憧れたという。

 立正大立正のマネジャー・吉沢実穂さんは、ちばあきお氏の「キャプテン」(月刊少年ジャンプで72年から連載)を選んだ。「小学3年生のとき、担任の先生が授業で見せてくださった作品。今できることは全てやろうという意識を持てたのはこの作品のおかげ」

 そのほか、品川翔英の大島翔瑛主将が挙げたのは、ドラえもんの世界を舞台にした「ドラベース ドラえもん超野球外伝」(2000年から月刊コロコロコミックで連載)。運動に興味がなかった小学2年生の時に読み、「いろいろな技をまねしたくなってきて、まねを日々繰り返すうちに野球自体に興味を持っていった」。3年で野球を始めたという。「スポーツと無関係の人生を送るはずだった僕を野球に出会わせてくれた」(本多由佳)

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