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初優勝狙う4校、準決勝を前に軽めの調整 甲子園大会2回目の休養日

2022年8月19日16時55分

朝日新聞DIGITAL

 ■第104回全国高校野球選手権大会

 今大会2回目の休養日となった19日、準決勝に進出した4校は兵庫県内などで軽めの調整を行った。4校はいずれも初の全国制覇を狙う。

 20日の準決勝第1試合はともに東北の悲願がかかる仙台育英(宮城)と聖光学院(福島)の顔合わせ。準決勝で東北勢が対戦するのは大会初。勝者は東北勢としては第100回大会(2018年)の金足(かなあし)農(秋田)以来となる決勝に進む。第2試合は、準優勝した01年の第83回大会以来、21年ぶり2回目の決勝進出がかかる近江(滋賀)と3回目の出場で初めて4強に進んだ下関国際(山口)の顔合わせ。21日は休養日で、決勝は22日の予定。

 ■仙台育英 2年生右腕・高橋だけブルペン入り

 仙台育英は約2時間、シートノックや打撃練習などで汗を流した。ここまで豊富な投手陣が力を発揮し、3試合で計6失点。この日ブルペン入りしたのは、2年生右腕の高橋煌稀だけ。変化球をまじえ、約30球を投げた。「いい感じでした。自分の武器の直球で押していきたい」。須江航監督は「聖光学院さんは高校野球のお手本みたいなチーム。お互いベストの試合ができれば」と語った。

 ■聖光学院 投球マシンの球速、速めに設定

 準々決勝の第4試合で勝ち上がった聖光学院は、午後から打撃練習を中心に軽い調整をした。同じ東北勢の仙台育英は複数の好投手を擁し、「全員ボールが速い」と斎藤智也監督。投球マシンの球速を速めに設定し、目を慣らすようにして打ち込んだ。エース佐山未来は4試合のうち2試合を完投した。斎藤監督は「この先は総力戦になる」と、佐山以外の投手陣の練習を念入りにチェックしていた。

 ■近江 エース山田の右足「全く問題ない」

 近江は2時間足らず、打撃練習を中心に調整を行ったという。ここまで全4試合で先発したエースで4番の山田陽翔は体の動きを確認した程度といい、準々決勝でつった右足については「全く問題ない」と語った。準決勝の相手は大阪桐蔭を破った下関国際。「左右の投手がそろっていて、打線も粘り強い。後半勝負になる。粘り負けしないように、根気強く投げ込んでいきたい」

 ■下関国際 大阪桐蔭戦後も宿舎で素振り

 下関国際は約2時間、主に打撃練習で汗を流した。古賀康誠、仲井慎の両投手はブルペン入りせずキャッチボールや守備練習で調整した。準々決勝では優勝候補の大阪桐蔭を破ったが、気の緩みはなさそうだ。前日も宿舎に戻ってから素振りで打撃フォームの確認などを行ったという。近江戦に向け、坂原秀尚監督は「打線がよく振れている印象がある。粘って終盤勝負に持ち込みたい」と話した。

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