聖光学院、切れ目のない打線で圧倒　九州学院は好機に中軸抑えられる

　(18日、第104回全国高校野球選手権大会準々決勝　聖光学院10－5九州学院)

　◎…聖光学院が切れ目のない打線で圧倒した。1点を追う一回に三好の2点適時二塁打で逆転するなど、打者一巡の攻撃で5得点。四回は4連打で突き放した。先発佐山は緩急で打ち取って完投。九州学院は好機で中軸が抑えられ、及ばなかった。　　　　　　

　●平井監督（九）　「全員で乗り越えようとしたがあまりにも序盤に点をとられた。私の責任、それだけです。選手にここからがスタートだと伝えたい」

　▼福島勢が51年ぶり2度目の準決勝進出　18日の準々決勝第4試合で聖光学院が九州学院を下した。磐城が準優勝した第53回大会（1971年）以来。

　▼福島勢初の1大会4勝で春夏通算50勝　18日の準々決勝第4試合で聖光学院が九州学院を破った。聖光学院が福島勢として初めて選手権で1大会で4勝を挙げ、50勝80敗。選手権39勝59敗、選抜11勝21敗。