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「最弱世代」がみせた意地の3試合 敦賀気比の夏

2022年8月18日08時00分

朝日新聞DIGITAL

 【福井】夏の甲子園で3試合を戦った敦賀気比。2大会連続の8強入りは果たせなかったが、選抜大会で大敗した悔しさをバネにチームが結束、再び甲子園の舞台に戻り、全国の代表校を相手に2勝した。「史上最弱世代」と言われた3年生が意地をみせた大会だった。

 「最弱」は、今の3年生が1年生の時に臨んだ「1年生大会」で、コールド負けしたことがきっかけと言われている。最上級生となった昨年の秋季県大会では、同校の県大会の連勝記録が29で止まった。

 今年春の選抜大会では、1回戦で広陵(広島)に0―9で完敗。東哲平監督は「自分たちの力がこんなものだ、ということにやっと気付き、野球に対する姿勢が変わった」と振り返る。

 そして「甲子園での借りは甲子園で返す」が部員の合言葉になった。同時に「勝って当たり前」というプレッシャーとも闘った。

 選抜後には、部内に新型コロナの陽性者が複数人出て、春の県大会を途中で辞退。4月下旬から約1カ月練習ができなかったこともあった。それでもノーシードで臨んだ福井大会は、全5試合で先制し、強さをみせた。

 勢いは甲子園の初戦、高岡商(富山)戦でも続いた。初回に5連打で4点を奪い、試合を優位に進め、13―3で快勝した。

 2回戦の市船橋(千葉)戦では、福井大会を含め初めて先取点を奪われる展開に。それでも市船橋が五回に投入した左腕のエースを攻略し逆転勝ちした。

 16日の聖光学院(福島)戦は、エース上加世田頼希が打ち込まれ、強力打線もリズムにのることができず、1―8で敗れた。

 試合後、東監督は「最弱と言われ続けたが、選手たちは『なにくそ魂』で、甲子園で3回も試合ができるまで成長してくれた」とたたえた。主将の春山陽登は「最弱でも甲子園に出られることを証明したかった。それが証明できたことはうれしい」と悔し涙を見せながらも胸を張った。(敬称略)(長屋護)

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