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ただいま小哲! 敦賀気比の大味、野球部で飼う柴犬は心の支え

2022年8月17日21時30分

朝日新聞DIGITAL

 第104回全国高校野球選手権大会3回戦 聖光学院8―1敦賀気比

 16日の聖光学院戦で、最後にマウンドに立ったのは、背番号18の大味悠人(3年)だった。

 甲子園では、よく通る声を武器に一塁コーチとしてチームを鼓舞し続けたが、九回表の2死走者なしから登板。この日、2安打2打点と当たっていた打者を三邪飛に打ち取った。「体が震えた。逃げずに全力で抑えようと思った」

 敦賀市出身で、中学時代は地元の敦賀ボーイズでプレー。主に内野手だったが、福井工大福井の投手だった父親の勧めもあり、高校から本格的に投手の練習を始めた。だが、全国から有力選手の集まる敦賀気比。同学年には現エースの上加世田頼希らがいた。「圧倒的に力の差を感じた」。公式戦ではベンチ入りできない日が続き、悔しい思いをした。

 そんな時、心の支えとなったのが、野球部で飼っている柴犬(しばいぬ)の小哲だった。小哲は2019年12月生まれの雄で、東哲平監督が知人から譲り受けた。大味の父親と東監督が知り合いだったこともあり、野球部が遠征する時に子犬の小哲が大味家に預けられた。20年4月の入学前から大味が世話をしていた。

 入学後も小哲の面倒を一番みていたのは、大味だった。練習の前後に散歩に連れて行ったり、餌をやったり。小哲も大味によくなつき、大味にとって「小哲がいるからがんばれる」という存在だ。この夏のメンバー入りも「メンバーに入ったよ」と話しかけ、甲子園に向け出発する前も「がんばってくるよ」といっぱいなでた。

 17日に帰校し、グラウンドで小哲に再会した。飛び付いてきた小哲に「今までありがとう」と伝えた。(敬称略)(柳川迅)

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