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九州国際大付の熱闘、集団感染乗り越えた末 馬淵監督もたたえた香西

2022年8月17日15時14分

朝日新聞DIGITAL

 【福岡】春夏連続で甲子園に出場した九州国際大付は、第104回全国高校野球選手権大会の2回戦で明徳義塾(高知)に2―1で競り勝ったが、3回戦で高松商(香川)に1―2で惜敗した。新型コロナウイルスの集団感染に見舞われた中で16強入りを果たした熱闘を振り返る。

 九国大付は兵庫県入り後、新型コロナの感染者が複数確認され、練習を2日間中止。6日の開会式も欠席した。集団感染と判断されたのは初戦2日前だった。楠城(くすき)徹監督はコロナの影響について「心配していた。思い切りの良さがなかなか出なかった」と話す。

 選手2人を急きょ変更。元々は背番号7だった大島諄士(あつし)君(3年)は、最後の夏ながらベンチ復帰はかなわなかった。出場できたことへ感謝を口にする選手も多かった。

 甲子園では2試合ともロースコアでの接戦となり、投手陣が持ち味の緩急と制球力を見せつけた。香西一希君(3年)は福岡大会中に新型コロナに感染したため、約1カ月ぶりの公式戦登板だったが、最速でも120キロ台後半の球で、明徳義塾打線を5安打1失点に抑え、完投した。

 夏の甲子園22回出場の明徳義塾が初戦で敗れたのは2回目。馬淵史郎監督は「微妙に動くボールで翻弄(ほんろう)された。高校野球の見本のような投手」とたたえた。

 香西君は高松商戦でも試合をつくり2失点。「緩急、コントロール、キレ。監督に教わったことをこの先もずっと意識して続けたい」と語った。池田悠舞君(2年)も甲子園初登板を2回無失点で切り抜けた。

 守備では、遊撃手の尾崎悠斗君(3年)が甲子園を沸かせた。高松商戦の七回2死二、三塁、二遊間の鋭い当たりを、体を投げ出して好捕。福岡大会後半は打球さばきに苦しんでいたが、甲子園は選抜大会も含め無失策で締めくくった。

 バッテリーは、高松商戦で外角球を投前に転がさせるなど、送りバントを5回阻止。主将で捕手の野田海人君(3年)の好判断と強肩が光った。

 一方、強力打線はなりを潜めた。中軸3人の安打は2試合で計3本。長打は、2番中上息吹君(3年)の二塁打1本にとどまった。

 福岡大会では7試合で17打点を挙げた佐倉俠史朗(きょうしろう)君(2年)は打ち損じが続き、出塁も中前打を放った1打席のみ。楠城監督は「甲子園では打てないのだから、覚悟して厳しい冬を過ごさせたい」と話した。

 大会屈指の強打者、高松商の浅野翔吾主将(3年)について「チームを引っ張る力が伝わってきて、お手本になるような選手」と語った佐倉君。肌で感じたトップレベルとの差を、どう成長につなげるか注目だ。(上月英興)

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