国学院栃木きょう3回戦 8強かけて「挑戦者として」九州学院と対戦
第104回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)で、国学院栃木は16日、8強入りをかけて九州学院(熊本)との3回戦に臨む。
九州学院は、組み合わせ抽選会前に新型コロナウイルスの集団感染と判断された。しかし初戦の2回戦で先発全員の19安打の14得点で、帝京五(愛媛)に打ち勝った。プロ野球ヤクルトの村上宗隆の弟で、4番打者の村上慶太(3年)も注目されている。
強打のイメージが強いが、国学院栃木の柄目(つかのめ)直人監督は「特にディフェンスが素晴らしい。投手と捕手のつながりが良い」。直江新(2年)、桑原颯汰(3年)の両投手を警戒する。
国学院栃木は暑い中で甲子園3試合目。監督は「正直、疲労はあるが、2けたの背番号をつけている生徒までレギュラークラスの実力がある。総動員の1試合になる。挑戦者として一球一球、心を込めて戦う」と意気込みを語った。(津布楽洋一)