甲子園日記 夏2勝、歴史を作った 「あとは楽しんでやるだけ」
【東京】14日の社(兵庫)戦は相手が地元校だったため、完全にアウェーでした。相手がチャンスになると、球場全体が応援しているように感じました。
選手たちは相手チームへの大声援をはね返して勝利し、夏の甲子園2勝という歴史を作りました。大会前から「最低でも2勝しよう」と言っていたので、自分の代が達成できてうれしかったです。試合後に宿舎へ戻るバスの中で、市原勝人監督からは「2勝したんだから、もう何も怖がることはないだろう。あとは楽しんでやるだけ」と言ってもらいました。
次の相手は今春の選抜大会の王者・大阪桐蔭。選手たちは「やっと対戦ができる」と気合十分です。2回戦で1年生ながらホームランを打った片井海斗に「次もホームラン打てるの?」と聞くと、「次もヒットは打ちます」と謙虚に答えました。片井は物おじしません。春の王者相手でも、1年生離れした強心臓でまた暴れてくれると思います。(二松学舎大付合宿所責任者 3年小形琉玖(りゅうく))