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家族思いの愛工大名電・伊藤、流れつかんだ一打 「感謝でいっぱい」

2022年8月15日21時08分

朝日新聞DIGITAL

 第104回全国高校野球選手権大会第10日の15日、愛知代表の愛工大名電は3回戦で明豊(大分)と対戦し、5―2で勝ち、8強入りした。愛工大名電の8強入りは、工藤公康投手を擁した1981年以来41年ぶり。夏は苦戦が続いていた愛知代表にとっても2009年に優勝した中京大中京以来13年ぶり。準々決勝は第12日の18日にあり、仙台育英(宮城)と対戦する。

 一回に先制点を取った。試合を優位に進めるには次の追加点が重要だ。

 愛工大名電の鍵となる2点目は、3番打者のバットがもたらした。

 三回裏、3番伊藤基佑(もとい)選手(3年)は1死一、二塁の好機で、積極的に振りにいった。右前適時打で2―0とリードを広げた。「投手を楽にしたい。結果タイムリーでよかった」

 ピンチのあとのチャンスだった。三回表、3連投のエース有馬伽久(がく)主将(3年)が2死満塁のピンチを三振で切り抜けた。

 その裏、流れを渡したくない明豊は先発を早々と降板させた。送り込んできたのが、「要注意」とみていた背番号11の野村颯太投手(3年)。その立ち上がりを突いた。

 伊藤選手は「必ず1、2番がチャンスをつくってくれる」とつなぎ役に徹している。一回には1死一塁から安打で1死一、三塁に好機を広げ、先制点につなげていた。

 チームは41年ぶりの8強入り。「勝ててほっとしている」と話した。

 4人きょうだいの長男。母親によると、中学進学の際、同級生の影響で硬式野球をやりたいという思いがあったという。だが、「親の送迎などの負担が軽くなるように」と近くの軟式チームを選んだ。

 この日は、きょうだい全員が応援に来ていた。友人たちも、伊藤選手の顔が大きくプリントされた薄紫のTシャツを着て応援した。

 伊藤選手は「(コロナ禍で)声を出せない中、ああやって応援されたら、感謝の気持ちでいっぱいです」。

 チームは1回戦で15安打、2回戦で13安打、この日は12安打。3試合連続の2桁安打をマークした。伊藤選手は「センター中心に打ち返した結果。自分たちの野球を次もやっていく」。(土井良典)

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