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聖望学園を見送る伊丹シティホテル 最後の代表校受け入れ

2022年8月16日08時00分

朝日新聞DIGITAL

 埼玉県勢として4年ぶりに夏の甲子園1勝を挙げた聖望学園。2回戦で敗れ、一夜明けた15日朝、帰路についた。

 選手たちは今月2日から、埼玉の代表校を34年間受け入れてきた伊丹シティホテル(兵庫県伊丹市)に滞在していた。営業部次長の林宏明さん(58)は、最後まで選手らを乗せたバスに向かって両手を振り続け、見送った。

 「本当に、これで終わりなんですね」

 ホテルは来年3月末で営業終了が決まっている。代表校の受け入れは、今年で最後だ。

 自身も元高校球児の林さん。1987年のホテル開業と同時に新入社員として入社した。翌88年、埼玉の代表校の受け入れを始めると、担当者として学校の世話を中心的に担ってきた。

 強く印象に残っているのは、受け入れ初年の88年に4強に輝いた浦和市立(現・さいたま市立浦和)だ。「初めて受け入れた学校がこのような結果に輝いて、ホテルも非常に盛り上がった」

 今や常連校となった浦和学院の森士(おさむ)・前監督とは、連絡を取り合う仲だ。浦和学院が94、96年と夏の甲子園に出場した時は、後にプロ野球・埼玉西武などで活躍した石井義人さんとも交流を深めた。プロの世界に入ってからも、石井さんはたまにホテルに立ち寄ってくれていたという。

 94年春からは、三重の代表校の受け入れも始めた。「地方大会は毎年追っかけています。今は地元の大会よりも埼玉と三重の大会の方が気になりますね」と笑う林さん。球児とのつながりも今回で最後になる。「長年お世話をさせてもらっていたので、まだ実感が湧いていないです」

 聖望学園の一同が出発し、林さんはホテルの入り口に置いていた「大健闘 聖望学園」と書かれた立て看板を片付けた。

 ホテルの営業が終了したら、まだ何をするか決めてはいない。「感慨深い。またいつか、機会があればどこかでお世話をしたいですね」(仙道洸)

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