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智弁和歌山Wエース、好対照な2人で挑んだ連覇 「いい仲間だった」

2022年8月13日21時04分

朝日新聞DIGITAL

 (13日、全国高校野球選手権大会2回戦 智弁和歌山3-5国学院栃木)

 智弁和歌山が、初戦で国学院栃木に敗れた。「ダブルエース」としてチームを引っ張ってきたのが、塩路柊季君(3年)と武元一輝君(3年)だ。和歌山大会も2人を中心に勝ち上がってきたが、選手権大会連覇の夢はついえた。

 この日は武元君が先発。一回にいきなり2点を失った。塩路君はベンチから声を飛ばした。「点を取られても踏ん張ってくれる」と信じた。

 期待にこたえ、武元君が立ち直る。二回から五回まで無失点。140キロ台後半の直球と切れ味鋭い変化球で相手打線を抑えた。

 だが、武元君が六回に4連打を浴びさらに2点を失う。塩路君がマウンドを引き継いだ。三回から肩をつくっていた。準備はできていた。

 「頼んだ」

 「おう」

 武元君の言葉に、力強く返した塩路君。後続2者を抑え、七回も無失点で切り抜けた。だが、八回に本塁打で追加点を奪われた。塩路君は「テンポよく投げてリズム良く攻撃できるようにと思ったが、できなかった」と振り返った。

 互いをライバルと認め合い、刺激し合ってきた2人。

 塩路君は身長172センチと投手としては小柄だが、投球のテンポが良く制球がいい。武元君は187センチの長身から力のある直球で押す。クールで読書好きの塩路君に対し、武元君は趣味がドラムで大胆なタイプ。エースの座をめぐって競い合ったが、練習はいつも一緒だった。ケンカをしたこともなく、仲が良かった。

 武元君は「(塩路君の)安定感のある投球がチームを勝利に導いてきた。尊敬している」。塩路君は「(武元君は)いい競争相手でいいチームメートだった」とたたえた。

 ダブルエースの夏が終わった。(伊藤秀樹)

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