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明豊・牧野、決勝打放っても冷静沈着「2勝で浮かれることはない」

2022年8月13日08時43分

朝日新聞DIGITAL

 また一歩、頂点への道を前へ進んだ。明豊は12日、岩手代表の一関学院と対戦。7―5で競り勝った。鈴木が本塁打を放ち、好捕も見せるなど攻守に活躍。投手陣は3人の継投で反撃をしのいだ。3回戦は15日の第3試合で、愛知代表の愛工大名電と対戦する。

     ◇

 チャンスにまた、打席が回ってきた。同点で迎えた九回1死満塁。明豊の牧野太一・二塁手(3年)は「投手が粘って投げてくれていたので、どうにかして打点を挙げたかった」。この日もアルプス席から応援曲の校歌(南こうせつさん作曲)が響いていた。「夢を あきらめないで 勇気 自分を信じ」……。

 3球目の直球を見逃さずはじき返して左前へ運んだ。勝ち越しの走者がかえり、これが決勝打となった。「本当にうれしかった。あの校歌が流れると、日本一という目標を掲げてやってきた自分自身に力がみなぎる」

 だが打った後も、一塁上で見せた表情には少しの緩みもなかった。「この後の展開が緩んでしまってはいけないと思い、表に出さずに落ち着かせて試合に入りたいと思った」とどこまでも冷静だ。

 川崎絢平監督が「自分の役割に全力を注ぐことをずっとしてきた選手。大事なところで活躍する」と信頼を寄せる牧野は、学校では生徒会長を務め、野球では「苦労人」とも呼ばれる。

 今春の九州大会からメンバー入り。昨夏はスタンドにいて、悔しい思いもした。冬場はスイング力の向上を自らに課し、納得して自信がつくまでバットを振り込み、筋力トレーニングを強化して鍛えた。

 大分大会での打率は3割を超え7打点と活躍。甲子園入り後も好調で、1回戦の樹徳(群馬)戦も同点で迎えた六回に勝ち越しの適時三塁打を放った。それでも「この2勝で浮かれることはない」とまた冷静に語る。夢はもっと先にあるからだ。あきらめたことのない「日本一」という夢が。(奥正光)

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