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甲子園に帰ってきたエース、同級生には負けられない 下関国際・古賀

2022年8月11日21時31分

朝日新聞DIGITAL

 目指す「8強以上」に向けて好発進――。2018年以来の夏の甲子園で、下関国際は11日、富島(宮崎)の「絶対的エース」を崩して5対0で初戦を突破した。次の3回戦は第11日の16日、有田工(佐賀)と浜田(島根)の勝者と戦う。

     ◇

 下関国際の背番号「1」が甲子園球場のマウンドに戻ってきた。古賀康誠君(3年)が富島(宮崎)戦の先発登板を伝えられたのは当日の朝。だが、ずっと前から「自分が投げるつもり」だった。

 四回裏、2死二、三塁。四球とバッテリーミスで招いたピンチを、チェンジアップで三振に仕留め、拳を握った。毎回のように得点圏に走者を背負いながら、140キロ台の直球と持ち味のスライダーで要所を締め、富島打線を無失点に抑えた。

 2021年の春の選抜大会も背番号「1」をつけてマウンドに立った。健大高崎(群馬)相手に終盤の制球が乱れ、一挙4失点。初戦で敗退した。

 雪辱を期したその秋の中国大会。選抜大会の出場をたぐり寄せようと臨んだ準々決勝で敗れた。どんな時も動じない「強心臓」と言われていたが、この時は何度も泣いた。

 「打たれっぱなしではエースじゃない」。体づくりからやり直した。ウェートトレーニングを毎晩重ね、冬を越えて体重を5キロ近く増やし、球威も増した。

 迎えた最後の夏、初戦の相手は宮崎大会で5試合を投げて3失点という九州屈指の好投手、日高暖己君(3年)。だが下関国際の選手たちは「古賀のおかげで速い球には慣れている」と振り負けなかった。

 古賀君の立ち上がりはボールが暴れ、試合後は「反省が多い」と振り返った。坂原秀尚監督も「古賀はこれから修正と調整だ」と注文を付けた。

 六回裏、2死満塁でマウンドを託した仲井慎君(3年)は見事な火消しを見せた。背番号「1」として負けられない――。そんな思いもある。念願の甲子園での1勝にも表情は変わらない。「チームに流れをもたらすピッチングをしたい、次こそ」(太田原奈都乃)

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