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馬淵監督も「高校野球の見本」 九州国際大付・香西、遅くても勝てる

2022年8月11日17時46分

朝日新聞DIGITAL

 (11日、第104回全国高校野球選手権大会2回戦 九州国際大付2-1明徳義塾)

 最速127キロ。それでも、九州国際大付の香西一希投手は、明徳義塾打線を5安打1失点に抑え込んだ。「速い球は投げられないけど、コントロールと緩急で抑えられます」。涼しい顔で振り返った。

 選抜8強の原動力となった171センチの左腕。憧れのヤクルト・石川雅規を想起させる好投で注目された。だが、選抜後は試練が続いた。春季九州大会で左足首を負傷。福岡大会は新型コロナの影響で、5回戦から準決勝までベンチを外れた。「もう一度、香西を甲子園で投げさせる」。みんながかけてくれた言葉を意気に感じていた。

 背番号が「1」から「11」に変わっても、約1カ月ぶりのマウンドでも、気負いはなかった。「任された場面でしっかり投げるだけ。久しぶりの登板だったので全球種を試そうと」。120キロ台の直球、110キロ台のスライダー、チェンジアップ、100キロ台のカーブで長打を許さなかった。

 適時打で先取点を許し、味方の失策で背負った三回1死一、三塁も落ち着いたもの。スライダーを引っかけさせ、注文通りの二ゴロ併殺に仕留めた。

 「選抜で勝ち進んだのはなぜだろうと思っていたが、微妙に動くボールで翻弄(ほんろう)された。高校野球の見本のような投手」。明徳の馬淵史郎監督も感心する巧みな投球だった。

 香西の特技はけん玉。難しい技を決めるまで、根気よく何度もやり続けるという。「集中力が養われたと思います」と笑う。抜群の制球力にもつながっているのかもしれない。

 次戦は高松商。この日2発を放った浅野翔吾との対戦について「自分の持っているすべてを出して抑えたい」。表情を引き締めた。(編集委員・稲崎航一)

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