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高松商・浅野、鮮烈な2打席連発 相手のマークを超えた鋭いスイング

2022年8月11日15時36分

朝日新聞DIGITAL

 (11日、第104回全国高校野球選手権大会2回戦 高松商14-4佐久長聖)

 右へ、左へ――。高松商の浅野翔吾の鋭い打球が、外野席に吸い込まれた。

 今大会ナンバー1の注目スラッガーだ。当然、相手からは警戒される。佐久長聖の藤原弘介監督は「内角が強いので、外角の出し入れで、と考えていた」。

 五回2死で迎えた浅野の第3打席。配球は外角中心。フルカウントとなって6球目、少し真ん中寄りにきた直球を逃さなかった。

 打球は右中間席の一番深いところへ。少しこすっても、逆風でも関係なし。本人は「右飛だと思った」と振り返ったが、チームメートの渡辺和大が「打球速度が速すぎてどこいったんだ、となった」。相手右腕・広田龍星も「外を狙っても、少しでも甘く入ると本塁打にされてしまう」と言うほど鮮烈な一発だった。

 まだ終わらない。第4打席は七回無死一塁。相手バッテリーは、前の打席で本塁打となった直球は使わず変化球を多投してきた。これも読んでいた。

 追い込まれた4球目まではすべて変化球。一度もバットを振らずに見送った。5球目、甘めにきたスライダーを弾丸ライナーで左越え2ランにした。高校通算66本目は「完璧でした」。2発目を浴びた広田は「あの低さ、あの弾道で入るなんて……」。脱帽するしかなかった。

 強打者の浅野を1番に置く理由を、高松商の長尾健司監督はこう説明する。「打席が多く回ってくるのと、一瞬で(相手)投手のリズムが狂う」。その言葉通り、序盤の接戦から一転して、中盤以降は集中打が出て快勝した。

 本人は、決して大きいものは狙ってはいない。「練習でも本塁打を狙おうと思うと、力んでバットが出ずに振り遅れる」と浅野。九回2死二塁で迎えた6打席目は、「あそこで狙うといい結果にならないと思った」。低い打球を意識して左翼線の適時二塁打で4打点目。3発目を期待した観客のため息も何のその。求められた役割を十二分に果たした。(大坂尚子)

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