明秀日立、果敢な走塁で逆転勝ち 鹿児島実は九回にあと1本出ず
(10日、第104回全国高校野球選手権大会2回戦 鹿児島実1-2明秀日立)
◎…明秀日立が果敢な走塁で逆転勝ち。1点を追った七回、相手が右前安打の処理をもたつく間に、一塁走者・緑川が生還。八回も無死一塁から、走者・佐藤が相手守備の乱れを見逃さず、生還した。鹿児島実は九回1死二塁の好機を生かせなかった。
○猪俣(明) 三回途中から救援し、四死球無しで無失点。「いつでもいける準備はしていた。根気強く投げられた。90点くらいの投球だと思う」
●宮下監督(鹿) 赤崎と浜崎綜のバッテリーについて、「相手の研究をして、しっかり抑えてくれた。4点以内に抑えてくれと言っていたので、百点満点だと思います」。
●赤崎(鹿) 自責点0で完投。「とても楽しかったし、最後まで投げ切れて良かった。チームメートも頑張ったので胸を張って帰りたい」