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社の後藤主将、待望の安打でも喜び抑える トンネルの先に県岐阜商戦

2022年8月9日21時43分

朝日新聞DIGITAL

 第104回全国高校野球選手権大会で9日、兵庫代表の社(やしろ)は1回戦で県岐阜商を下し、初出場で夏の甲子園「1勝」をつかんだ。2回戦は大会第9日(14日予定)に二松学舎大付(東東京)と対戦する。

     ◇

 「やるべきことを全うしよう」

 社の2番打者、後藤剣士朗主将(3年)に気負いはなかった。

 2点リードで迎えた二回裏、1死一、二塁。3球目の高めの直球を振り抜く。鋭い打球が中前へ抜けていった。

 春は悔しさを抱えながらテレビで見ていた舞台で、初ヒット。一塁上でも冷静な表情を貫いたが、内心にはうれしい気持ちがあふれていた。

 主将として、夏の甲子園初出場という歴史を切り開いた。チームや甲子園への思いは「人一倍強い」と自負する。

 ただ、この夏の自分自身のプレーは、決して喜べるものではなかった。兵庫大会では7試合全てに出場して上位打線を担いながら、20打数で安打は単打1本のみ。打ちたい気持ちが空回りしてしまった。

 「チームとして勝てばいい」。そうは分かっていても、一人の選手としては思うような結果が出せなかったことは心残りだった。

 大会までの短期間で調整を重ねた。この日は計2安打3得点。盗塁と犠打も一つずつ。これまでの分も巻き返すようなプレーができた。

 相手は新型コロナの影響で直前に選手10人を入れ替えていた。試合終了直後のグラウンドではチームとして大喜びはせず、静かに整列の先頭に立った。それでも「率直にうれしいです」。心の中にしまった思いをかみしめながら、次に備える。(大下美倫)

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