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鶴岡東の守備の要・関が大事にする1歩目 浜風吹いても余裕の好捕

2022年8月7日21時19分

朝日新聞DIGITAL

 7日、全国高校野球選手権大会1回戦、鶴岡東12―7盈進

 4点をリードして迎えた一回裏、鶴岡東の遊撃手関舜君(3年)は、手が土に触れるほどの低い体勢で守備についていた。

 打撃の瞬間に集中すると、甲子園球場に詰めかけた観客の声援やブラスバンドの演奏が遠のいていく。

 「カキーン」

 音が聞こえたのとほぼ同時に、後ろへと1歩目を踏み出す。

 高く上がった飛球を目で追いながら、三塁と左翼の間に走り込む。左翼方向へ流れる甲子園特有の浜風が吹いていたが、十分に余裕があった。ボールがグラブに収まると、遠のいていた歓声がまた聞こえてきた。

 山形大会でチームの失策はわずか1。自身が要を担う守備の堅さが持ち味だ。

 宇都宮市出身で、「小さい頃からボールを捕ったり、投げたりするのが好きだった」。小学2年で野球を始めた当初から、守備に魅力を感じていた。「自分が練習した分だけ、成長を感じられるから」

 最も大事にしているのが「1歩目」だ。より速く球に近づけば、捕球の選択肢が増え、失策の恐れが減る。

 2015、16年と続けて夏の甲子園に出た鶴岡東の守備をテレビで見て魅了された。常に体勢を低く保ってゴロを捕る。「一番良い野球をしているな」と入学を決めた。

 2人1組になってゴロを投げ合い、1歩目の踏み出し方とグラブさばきを磨いてきた。佐藤俊監督も「落ち着きのある良い内野手になってくれた」と評価する。

 チームはこの日、打撃で競り勝ったものの、暴投や捕逸に加え、失策2を記録。「初戦で緊張があったと思う」と関君。「守備から流れをつくれる。練習でミスをなくしたい」。課題を残しながらも、確かな1歩目を刻む初戦突破になった。(平川仁)

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