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星稜4番・若狭が甲子園で意地の適時打 12点差負けも「悔いない」

2022年8月7日19時22分

朝日新聞DIGITAL

 7日、全国高校野球選手権大会1回戦 星稜2―14愛工大名電

 12点を追う最終回、2死一塁で、4番の若狭遼之助(3年)に打順が回ってきた。打席に入る前、主将の佐々木優太(同)から「誰よりも努力しているのを見てきた。楽しめ」と声をかけられた。次につなぐことを意識してバットを振り抜いた。快音を響かせたが、打球は中堅手のグラブへ。星稜の今年の夏が終わった。

 若狭は石川大会ではチーム最多の6打点を挙げたが、自身は納得していなかった。打率2割5分の成績を「みんなに迷惑をかけた」と反省した。大会後、原点に戻りタイミングをしっかり合わせることやバットの軌道を再調整した。

 甲子園ではその成果が出た。13点を追う五回表、石川大会から調子がよかった垣淵祥太朗(同)の適時打で1点を返し、さらに2死一、三塁の場面で打席が回ってきた。3球目の外角直球を思い切り振り抜いた。打球は右前適時打となり、1点を加え、意地を見せた。「イメージ通りのスイングができた」と振り返った。

 昨年7月、複数の部員がコロナに感染し、勝ち進んでいた石川大会の準々決勝を辞退した。先輩から「来年がんばってくれ」とたくさん声をかけられた。その思いも含め、「甲子園では1本でも2本でもヒットを打てるように」と頑張ってきた。

 二回表の1打席目も先頭で打席に入り、中前安打を放った。4打席目の七回は四球を選ぶとガッツポーズを見せ、2死満塁と好機を広げて、チームプレーにも徹した。

 埼玉県出身で祖父母が住む石川の星稜に入った。父・勝さんは単身赴任先の山口県からアルプススタンドで応援してくれた。コロナ禍での入学当初は、誰も友達がいなかったというが、「最高の舞台で最高の仲間と試合ができた。悔いはない」と感謝を口にして、球場を後にした。(敬称略)(朝倉義統)

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