鶴岡東、初回4点先行して主導権譲らず 盈進は好機で畳みかけられず
(7日、第104回全国高校野球選手権大会1回戦 鶴岡東12-7盈進)
◎…鶴岡東は終始、主導権を譲らなかった。一回に小林昇、関の連続適時二塁打などで4点を先行。序盤で流れをつかむと、八回は直球を狙った下位打線からの3連打で効果的な2点を加えた。盈進は打線が好機で畳みかけられず、5失策も痛かった。
○前田(鶴) 山形大会では本塁打がなかった4番打者。七回に左越えソロを放ち「強く振ることを意識した。率直にうれしいです」。
○渡辺(鶴) 五回から2番手で登板。130キロ台後半の直球で勝負し、5回3失点の粘投。「自分の投球ができた。百点満点です」
●佐藤監督(盈) 同校は48年ぶりの出場。自身もOBで、「あきらめず戦う姿に頭が下がる思いだった。後輩に道の進み方を見せてくれたのは大きな財産」。