「やっと始まった」。能代松陽・田中主将も甲子園の開会式で行進
【秋田】第104回全国高校野球選手権大会の開会式が6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であった。新型コロナの感染拡大防止のため、各校から主将だけが出席、能代松陽は田中元輝主将が力強く行進した。
当初は代表校のベンチ入りメンバーがそろって入場行進する予定だったが、新型コロナ対策として、選手が集まらないように主将だけの行進になった。
胸を張って堂々と歩いた田中主将は「やっと始まったというのが実感。全国の強豪校も見ることができて、こういう人たちと戦えると思ってワクワクした」と話した。チームの状態は良いといい、「たくさんの人が応援してくれているから、感謝の気持ちを表せるような試合がしたい」と気を引き締めていた。
能代松陽の初戦は大会5日目(順調に進めば10日)。第2試合で埼玉代表の聖望学園と対戦する。(北上田剛)