八戸学院光星、初戦の相手を見据え練習本腰に
夏の甲子園第2日(7日)の第1試合で戦うことが決まった八戸学院光星は4日、青空の下、大阪府高槻市の野球場で実戦に向けた練習を始めた。
青森大会でチームで一番の打率5割をマークした織笠陽多選手(3年)は、スライダーを打つことに集中した。対戦相手となる創志学園(岡山)のエース岡村洸太郎投手(3年)のスライダーにはキレがあり、「ボール球に手を出すと相手の勢いになるので、しっかりと見極めたい」と意気込む。
この日の練習では、打撃陣が長打を連発し、調子が上がってきているという。「甲子園はぶっつけ本番なので、最初から全力を出したい」
渡部和幹(かずき)投手(3年)は相手の打線について「長打もあり、当てるのがうまい」とみる。一方で、自身も、練習で思った通りのコースに投げられるほど「絶好調」だ。「自分の持ち味である安定感のある投球をみせたい」と語った。(西晃奈)