日大三島が開幕試合で国学院栃木と対戦 「びっくり。運がいいなと」
【静岡】第104回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールで開かれた。昨年はオンラインで行われ、対面での開催は3年ぶり。日大三島は大会初日の6日第1試合(午前10時半開始予定)で、国学院栃木と対戦することが決まった。
この日、日大三島の加藤大登主将(3年)が開幕試合を引き当てると、会場が大きくどよめいた。「正直びっくりした。自分は運がいいなと思った」と加藤主将。壇上からは、驚いたり喜んだりするチームメートの姿が見えたという。
同校の永田裕治監督は「開幕試合で、対戦相手も決まった。チームの士気は上がるのではないか」と話す。加藤主将は「誰もが出場できる甲子園ではないうえに、開幕試合は2校しかできない。光栄に思う」。今春の選抜大会で果たせなかった「甲子園での1勝」を今度こそつかみにいく。(魚住あかり)
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日大三島・永田裕治監督 開幕試合は自分も初めての経験だ。大変な1日になりそうだなと思う。対戦相手のことはこれから研究していきたい。どんな相手でも、全員野球で一生懸命やるだけだ。日大三島らしいさわやかな、粘りの野球をしていきたい。
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日大三島・加藤大登主将 栃木大会の11連覇を狙った作新学院を破って甲子園に来ている手ごわい相手。自分たちは格下なので、一人一人の力を合わせて全員野球で戦いたい。試合までの時間が少ないので、効率よく練習していく。先を見ず、一戦必勝で挑みたい。