雨、雨、初の継続試合 きょう準決勝 高校野球選手権静岡大会
第104回全国高校野球選手権静岡大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の準決勝は27日、雨のため第1試合の静清―聖隷クリストファーが「継続試合」に、第2試合の掛川西―日大三島は順延となった。いずれも28日に行われる。これに伴って、決勝は29日にずれる予定。試合を中断した時と同じ場面からプレーを再開する継続試合の適用は、今大会初めて。
この日、午前10時15分の試合開始の時にはやんでいた雨が、再び強く降り始めた。5分間の中断を挟んで試合が再開されたが、すぐに中断。同11時40分、0―0で迎えた三回表、静清が1死二塁としたところで継続試合になった。28日はここから再開される。
静清・長田仁志監督は「試合の流れは五分五分だと思う。仕切り直してやるしかない」。再開後の先頭打者となる同校の伊東洸佑選手(3年)は「三回から始まるので、試合が短くなる。先制点を狙って、攻めの姿勢でいきたい」と意気込んだ。(魚住あかり、黒田壮吉)