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構えはバント、でも犠打は頭にない 樹徳の強気野球、強豪校次々破る

2022年7月27日21時30分

朝日新聞DIGITAL

 27日、高校野球群馬大会決勝、樹徳6―4健大高崎

 迷いはなかった。

 一回裏、無死一塁。樹徳の2番・高木翼(3年)が打席に立った。ここまで、チーム最多の計11安打。「いつも通りのパターン。一気に大量点をイメージしていた」

 構えはバント。でも、犠打は全く頭にない。バットを引き、初球を強振。右前安打で好機を拡大すると、一塁上でしてやったりのガッツポーズを見せた。

 死球などで1死満塁に好機は広がった。5番・舘野優真(3年)の中前適時打で先制すると、続く6番・森颯良(2年)が右中間へ走者一掃の適時三塁打。森は失策の間に生還した。今大会で先制を許したことがなかった健大高崎から、一挙5点を先制した。

 今大会では簡単に犠打をせず、打って走者を進める場面が目立った。「強豪相手には、強気で行かないと負ける」と井達誠監督は意図を説明する。併殺打になったとしても「強気で行った結果。仕方ない」と選手を責めない。

 ノーシードから勝ち上がり、準々決勝から前橋育英、桐生第一と全国制覇経験のある強豪を次々となぎ倒してきた樹徳。鍵は「先制攻撃」だ。2試合とも一回に高木が強攻策で好機を広げて中軸に回し、得点につなげてきた。

 バットを振り回すだけではない。1点を返された直後の三回裏には、1死満塁から武藤右京(3年)が初球をスクイズ。確実に1点をもぎ取り、流れを渡さない試合巧者ぶりも光った。

 前橋育英、桐生第一、健大高崎と私学3強を破り、30年ぶりの甲子園への扉を開いた。高木は「樹徳らしい先制攻撃で甲子園を湧かせたい」と誓った。(吉村駿)

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