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高校野球石川大会を振り返って

2022年7月27日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 44チームが出場した石川大会は、選抜ベスト8の星稜が、3年ぶり21度目の優勝を果たして幕を閉じた。新型コロナの第7波とも重なったが、対策をしながら通常に近い形での開催で、球児たちは3年ぶりにスタンドでの応援団による声援を受けるなど、熱戦を繰り広げてくれた。(敬称略)

■小松大谷の粘り見事

 星稜は、全5試合でチーム打率が3割3分1厘、本塁打は1本にとどまった。だが、5試合のうち決勝の小松大谷戦以外の4試合で先制し、うち3試合が初回に得点。そのまま逃げ切る展開が目立った。

 今大会で一番白熱した小松大谷戦では、初回に先取された。だが、焦らずに序盤のうちに同点とし、少ない好機を逃さずに勝ち越した。エースのマーガードは、初戦の金沢商戦で、参考記録ながらも5回を無安打無得点の好投をみせた。2年の武内も3回戦の小松工戦で完封し、星稜中で全国優勝した1年の佐宗を含めた投手陣3人で踏ん張った。

 準優勝の小松大谷は、決勝戦で最後まで粘り、昨夏の覇者の意地を見せた。2年連続の甲子園を目標としてきただけに、その悔しさはどのチームより大きかっただろう。

 決勝までの4試合は失策ゼロで、守備の堅さはすばらしかった。エース南や塚田、岩野、竹島ら投手陣の継投で、相手打線を抑えてきたが、準決勝の日本航空石川戦で、今大会屈指のスラッガー・内藤を含め、強力打線を抑え込んだのも見事だった。

■鶴来も健闘

 51年ぶりに4強入りした公立校の鶴来は、初戦でシード校の金沢二水にコールド勝ちし、波に乗った。準決勝までの3試合で2桁得点した。エースで中軸の中家は全4試合を投げ抜き、本塁打2本を含む12打数7安打の活躍が光った。

 一方、春の県大会と北信越大会を制し、優勝候補の筆頭格だった日本航空石川は、小松大谷の投手陣に封じられた。内藤は4試合で11打数2安打の1本塁打に終わった。

■波乱や接戦

 波乱やシード校を苦しめる接戦が起きたのが3回戦だ。優勝候補の一つ、シードの金沢を北陸学院が破り、金沢市工は鵬学園に競り勝ち、日本航空石川に1点差で敗れはしたが善戦した。七尾も遊学館と接戦を演じた。2回戦では今大会初の延長タイブレークとなった飯田―金沢泉丘戦で、飯田が試合時間3時間半を超える乱打戦を制した。

 高校野球取材は12年ぶり、出身の石川では初めて。感動でいっぱいだった。選手のみなさん、ありがとう。(朝倉義統)

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