スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

「勝負弱さ」返上同点の三塁打 春王者の中軸、プロ注に一矢

2022年7月26日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 (24日、高校野球新潟大会準々決勝 帝京長岡14―3東京学館新潟)

 春を制した東京学館新潟の中にあっても、3番を打つ立川大和(3年)の打力は誰もが認めるところ。課題は勝負弱さ。「春はみんなに助けてもらって勝つことができた」。最後の夏こそはチームを勝たせる一打を放ち、貢献したかった。

 2点を先行された直後の三回裏。その機会が巡ってきた。仲間たちがつないでつくってくれた2死二、三塁のチャンス。マウンドにはプロ注目の右腕。これ以上ない舞台が整った。

 初回の1打席目はスライダーに食らいつき二塁打としたが、「これまで対戦した投手のなかで頭一つ抜けた球の質」だった。今度は自信のある直球で勝負してくるはず。そう踏んでいた。甘く入った2球目を狙いどおりとらえた。中越えの三塁打で試合を振り出しに戻し、続く打者への暴投で勝ち越しのホームも踏んだ。

 結果として完敗に終わったが、見せ場をつくった。旅川佑介監督は立川を「実直で真面目に野球に取り組んだ」とねぎらい、選手たちを「(春の県大会優勝という)新しい歴史をつくってくれてありがとうと言いたい」とたたえた。(長橋亮文)

関連記事

アクセスランキング

注目の動画

一覧へ