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宇都宮南、点から線に成長した攻撃 元甲子園球児の監督の秘めた思い

2022年7月24日19時35分

朝日新聞DIGITAL

 24日、高校野球栃木大会決勝、国学院栃木8―4宇都宮南

 大会で宇都宮南は本当にたくましく、強くなった。

 荒井浩司監督は「初戦の小山西戦が一歩目」という。好投手の菊池修蔵を打ち込んだ。「自信の芽生えだった」と振り返る。3回戦の鹿沼東戦では四回に一挙9得点。3番杉山瑛翔は「打線がつながるのが分かった」という。

 打倒私学を果たした準々決勝の青藍泰斗戦は一回に一挙6点。「打線が点ではなく線になったのを確信した」と菅原柊主将。チーム全体に自信が生まれた。準決勝の佐野日大戦は六回に一挙6得点をあげて、七回コールド勝ち。4番の塩浜颯人は「青藍泰斗に勝てた自信です」と分析した。

 日々の練習時間は2~3時間と限られる。バットを振り切る打撃を直径約4センチのミニボールを打ち込んで身に付けた。守備は丁寧にキャッチボールを重ねることで習得した。内外野とも球際に強い選手になった。

 荒井監督は元甲子園球児。宇都宮南のエースとして65回記念大会(1983年)に甲子園のマウンドを踏み、3回戦で野中徹博を擁する中京(愛知)との投手戦を演じた。試合は0―1。「選手には言わないけど、あの甲子園の景色を見せてやりたくて」と話す。

 そのための振り切る打撃の徹底――。最後の打者になった瓦井颯樹がいった。「あの打席はつい当てにいってしまって。悔いが残る」

 あと一歩届かなかったものの、荒井監督が植え付けた思いは、野球部の歴史の一ページとなった。(根岸敦生)

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