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8人が当日登録変更 万全でないチームを引っ張った主将

2022年7月24日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 (23日、高校野球長野大会準々決勝 上田西7―4上田染谷丘)

 九回裏、最後の打者を遊ゴロに打ち取ると、一塁ベースカバーに走っていた上田西の捕手、小川隼弥(としや)主将(3年)は打球をさばいた西陸翔(1年)に向かって拳を向けた。「よく守った」と言わんばかりの笑顔だった。

 上田西はこの日、大会要項の新型コロナに関する規定に基づき、8人の選手登録変更を行った。初スタメンの選手は4人で、別の2人も2桁の背番号。西を含む2人はこの日登録されたばかり。普段は投手の高梨匠(3年)も右翼に回るなど総力戦となった。

 小川は試合前日の夕方、吉崎琢朗監督から「明日は万全のメンバーで臨めないかもしれない」と電話で告げられた。「外れた選手の分まで負ける訳にいかない」と気合を入れて臨んだ。

 一回に上田染谷丘に先制され、一時は逆転するも六回を終わって1点を追う展開。それでも小川は焦らなかった。「この夏は何度も苦しい場面があった」。笑顔で選手たちに声をかけたり、雰囲気を良くしたりすることに努めた。初めて試合に出る選手には「ミスをしても楽しんでいこう」と呼びかけた。

 打撃では出塁することに徹した。第1、2打席はフルカウントまで粘って四球を選んだ。第3打席は二、三塁の好機に一時逆転の2点タイムリー。全5打席で出塁し4盗塁。チームを引っ張った。

 捕手としては、五回からリリーフした権田成也(2年)の外角低めへの直球と外に逃げる変化球をうまく組み合わせた。六回以降は4イニング連続で三者凡退に打ち取り、終盤の流れを引き寄せた。

 相手は好投手。吉崎監督は、追い込まれたらファウルで粘り、球数を増やし、疲れたところで点を取る作戦を指示。「選手たちは不安はあったと思うがしっかり準備し、終盤勝負で何とか1点ずつ取ってくれた」とねぎらった。

 小川は「今日は試合に出られない選手の分も団結できた」と語った。(高億翔、羽場正浩)

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