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栃木大会の見どころ解説 作新学院×国学院栃木 宇都宮南×佐野日大

2022年7月22日21時30分

朝日新聞DIGITAL

 高校野球選手権栃木大会は23日、県営球場で準決勝2試合が行われる。作新学院―国学院栃木、宇都宮南―佐野日大の顔合わせ。甲子園出場をかけた決勝に進むのは、どの学校になるのか。4校のこれまでの戦いぶりや、注目される選手などを紹介する。

    ◇(津布楽洋一)

 ■作新学院

 コロナ禍で中止になった2020年を挟んで「大会11連覇」を目指す。ベスト4まで危なげなく、余力を持って勝ち上がってきた。

 チームを支えるのは、鉄壁の投手陣。背番号1の横尾はスライダーなどの変化球がさえ、ここまで投球回数6回で12奪三振。そのエースを登板させなくても、鈴木、川勾、菊地の3投手できちんと試合をつくることができている。

 打線も他チームを圧倒する長打力があるわけではないが、各打者がきちんとつなぐことができており、着実に得点を重ねている。

 それでも選手たちは「(連覇は)先輩たちがすごかっただけ」「一回に三者凡退をしたのが悔しい」とおごりを感じさせない。この精神的な緩みの無さが、王者の最大の強みかもしれない。

 桜井叶翔主将(作新学院) 敵は己の中にあると思う。チャレンジャーとして、自分たちが自分たちに勝てるようにやっていきたい。自分たちの野球がまだできていないのはチームとして反省。あと2勝を目指すのではなく、集中して次の試合に挑んでいく。

 ■これまでの戦績

▽1回戦 17―0足利南(5回コールド)

▽2回戦 3―1宇都宮商

▽3回戦 9―0宇都宮工(7回コールド)

▽準々決勝8―1真岡(7回コールド)

 ■国学院栃木

 3回戦でシード校の栃木工にサヨナラ勝ちするなどしてノーシードから勝ち上がり、5年ぶり18回目のベスト4進出。2018年の選抜大会以来の甲子園出場が見える位置まで来た。

 ここまでの4試合で登板した投手は6人。選手たちは練習で複数ポジションをこなしており、ベンチ入りメンバーのうち8、9人は投げることができるという。準々決勝は4投手の継投でそれぞれが持ち味を発揮。「(無失点は)予想していなかった」という柄目監督の期待を上回り、エースの盛永を使わずにコールド勝ちした。

 攻撃は、一塁走者がリードを大きくとって相手にプレッシャーをかけるなど、つなぎの部分を重視する。準決勝でも様々な攻撃パターンを準備するという。

 平井悠馬主将(国学院栃木) 準決勝は相手に合わせるのではなく、自分たちが今までやってきたことや持ち味を出して勝ちたい。37年ぶりの(夏の)甲子園出場を目標にやってきた。守備からリズムに乗って、しっかり攻撃につなげていくのが強みだと思っている。

 ■これまでの戦績

▽1回戦 16―0さくら清修(5回コールド)

▽2回戦 7―2宇都宮北

▽3回戦 2―1栃木工

▽準々決勝7―0足利大付(7回コールド)

 ■宇都宮南

 準々決勝では、春の県大会でも同じ準々決勝で敗れた青藍泰斗に打ち勝ち、14年ぶり11回目のベスト4入り。県立校で唯一、勝ち残った。

 最近は私学がひとつの壁になっていた。昨秋は優勝した白鷗大足利、昨夏は宇都宮短大付に敗退。だが青藍泰斗に先発全員安打で勝ったことで、その苦手意識も乗り越えた。

 打線では、主軸の塩浜や境、伊藤らが打率5割以上の好調ぶりを維持。のびのびと元気なチームカラーがそれぞれの打撃に反映されている。

 守りは3試合で11失点。神山らの投手陣を堅守で支える展開に持ち込みたい。今のチームの勢いを加速していければ、春夏合わせて8回目となる甲子園出場も夢ではなくなるはずだ。

 菅原柊主将(宇都宮南) チームの雰囲気は良い。ピンチのときこそ自分たちでもっと盛り上げる。それが勝ちにつながってよかった。うるさいほど元気なのが自分たちの長所。それでここまで勝ち進んできた。次の試合もチャンスを生かしていこうと思う。

 ■これまでの戦績

▽2回戦 3―0小山西

▽3回戦 12―4鹿沼東(7回コールド)

▽準々決勝10―7青藍泰斗

 ■佐野日大

 昨夏、今春と決勝で作新学院に敗れて準優勝だった。作新の連覇が始まる前の優勝校でもあり、王者を止める一番手と目されてきた。だが今大会は、選手の体調不良でメンバーが大幅に入れ替わるアクシデントに見舞われた。

 ここまでの試合では、影響を感じさせない強さを発揮している。背番号11の「左のエース」佐久間が安定感のある投球でゲームをつくり、3試合で2失点のみ。代打で起用されることが多い背番号13の江口は、持ち前の長打力を発揮して1試合2本塁打を放ってスタメン起用にこたえるなど、選手層の厚さを示す。

 この危機によって、選手たちの結束力が高まっているという。逆境をバネにできるか、準決勝以降の戦いぶりに注目が集まる。

 古河琢麿主将(佐野日大) (大会期間中にメンバーが入れ替わるという)こういう状況のなかで、大会に出られるだけでも幸せなこと。いろいろな方々に感謝したい。準決勝では、選手全員の気持ちをひとつにして、目の前の相手を倒しにいきたいと思う。

 ■これまでの戦績

▽2回戦 6―0栃木

▽3回戦 9―1宇都宮短大付(7回コールド)

▽準々決勝4―1文星芸大付

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