強力打線の加茂、目標のベスト8届かず 主将「最後までやり抜けた」
(21日、高校野球岐阜大会4回戦、岐阜聖徳学園8―0加茂)
加茂は2、3回戦で計26得点をたたき出した打線が抑え込まれた。4番で主将の森陽飛(はるひ)捕手(3年)もこの日は無安打。六回の好機では快音を残したが、左翼フェンス手前で捕球された。「自分が守りでミスをしたあとだったので、絶対かえさないといけなかった。九回まで戦えなかったのが残念」と悔やんだ。
ピンチが続いた藤田昂投手(3年)を支えた。タイムをタイミング良くとり、大きく構えたりした。「お前がエースなんだから」と励ました。目標のベスト8には届かなかったが、「3年間、コロナ禍で思うように練習ができなかったからこそ、最後までやり抜けてよかった」と胸を張った。