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優勝候補、中京相手に五回まで被安打0 関・古田投手

2022年7月21日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 20日、高校野球岐阜大会3回戦、中京10―0関

 六回表、関の先発、古田桜一朗投手(3年)は、左翼席に消えていく打球を見てマウンドの上でしゃがみ込んだ。「あれはいったな」。打たれた瞬間、そう思った。

 打った中京の根津康生捕手(3年)が、この回で3点目となるホームベースを踏んだ。初球だった。甘く入った直球を狙われた。それまで互角の戦いをしていた関にとって、流れが相手に大きく傾く2点本塁打となった。

 「1点はしょうがない。なんとしても1点で抑える」。四球で走者を出したこの回、無死一、三塁のピンチで、仲間とマウンド上でそう約束していただけに痛恨の一球だった。

 互角の戦いを支えていたのも古田投手だった。

 正式に先発を告げられたのは試合の2日前。中京の2回戦の試合をビデオでみると、球を打ち上げる選手が多い印象を受けた。ゴロよりも、フライを誘おうと決めた。

 だがリスクもあった。甘い球なら、本塁打にされてしまう。ならば四球を出す覚悟できわどいコースを攻めていこうと、堀部俊汰捕手(3年)と話していた。

 五回までは作戦通りで春季大会4強の中京を無安打に抑えた。カーブとスライダーで緩急をつけ、フライが9個、与えた四球は四つ。三振で奪ったアウトはない。

 思い切り腕を振って、アウトコースもインコースも攻めた結果だった。岩田拓弥監督も「完璧な投球だった。リズムよく試合を作ってくれた」とたたえた。

 古田投手は本塁打の次の打者もフライに打ち取り、降板。チームは終盤に打ち込まれ、最終的には0―10で敗れた。古田投手は試合後、「あの一球に後悔はありますが、自分らしさが出せたと思います」と涙は見せず、球場を去った。(東谷晃平)

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