雨のグラウンド、前橋育英・横倉君の奇策はまる 初球から迷わず実行
2022年7月19日19時06分
市太田―前橋育英 四回、前橋育英・横倉のバントが適時打となる=2022年7月19日、上毛敷島、吉村駿撮影
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（19日、高校野球群馬大会 前橋育英5―1市太田）
前橋育英・横倉拓実（3年）の観察眼がさえた。
四回、2死二、三塁の場面。打席に入る前に相手の守備位置を確認した。三塁手が深く守っている。「雨で打球も転がらないはず。バントでいける」
初球から迷わず三塁方向に転がす。捕球した三塁手はどこにも投げられず、それぞれ走者が進塁。バント適時打となった。
三回には、好走塁で二塁に進んだ横倉。「今年のチームは走塁やバント、色んな形で点が取れる」
