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流れ変えられず悔やむ 日大山形の4番、梅津康生君

2022年7月19日11時00分

朝日新聞DIGITAL

 18日、高校野球山形大会準々決勝、新庄東4―0日大山形

 夏の最後の打席で、バットを振ることはなかった。

 八回裏二死三塁。1点を追う日大山形のスタンドは、打席に向かう4番・梅津康生君(3年)の姿に沸いた。しかし、相手が選んだ作戦は「申告敬遠」。左打席から三塁側に数歩踏み出してゆっくりとバットを置くと一塁に進んだ。

 「仲間が何とかしてくれる」。信じて待った。球場に快音が響いたが、左翼に飛んだ打球は左翼手のグラブに収まった。

 スタンドで応援していた妹でマネジャーの唯生(ゆい)さん(1年)は「それだけ打者として認められているということ。あの場面なら、絶対に打ってくれたと思う」。申告敬遠に悔しさをみせつつ、語った。同じく日大山形に進み、自慢の兄を支えてきた。

 勝負強さと対応力を持ち味にしている梅津君。荒木準也監督が「県内一の打者」と語ることもある。だが、3回戦が終わった後、梅津君の打撃練習の相手をしていて、調子が落ちているのを感じていた。

 「打線の爆発力」が特色のチームも、この日は、相手のエースの緩急をつけた投球に打ちあぐねた。先制を許し、ベンチ内の焦りを感じるなかで、「自分が何とかしなければと空回りしてしまった」。六回裏の打席も凡退に終わり、「流れを変えるヒットが打てなかった」と悔しがった。

 「笑って終わる夏にすると決めていた。悔いは無い」。口調はきっぱりしていたが、そこに笑顔はなかった。(須田世紀、平川仁)

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